LaTeXの環境構築方法(Windows版)

細かい設定は端折って最低限の設定のみを記載しています。

1. TeX Liveのインストール

  1. Installing TeX Live over the Internetのサイトから、install-tl-windows.exeをダウンロード install-tl-windows.exeの場所

  2. ダウンロードしたinstall-tl-windows.exeを実行 (Google Chromeを使っていれば画面下部に表示される) install-tl-windows.exeを実行する

  3. 画面の指示に沿ってインストールを進める

この画面はそのまま画面右下のNext >を押す Next >を押す 画面右下のInstallを押す Installを押す

しばらく待つとTeX Live 2023インストーラが起動する この画面も変更せずにそのまま画面右下のインストールを押す インストールを押す

Tex Liveのインストールが始まるが、しばらく時間がかかるのでのんびりする

速度が安定したインターネット回線につないでおくことを推奨。

インストール中

筆者環境では1時間15分程度待つと処理がすべて終わった。

TeX Liveへようこそ!

TeX Liveへようこそ! 画面右下の閉じるを押す

Closeを押す ずっと開いていたTex Live installerの画面も右下のCloseから閉じる。

2. エディタの環境設定

エディタとしてVisual Studio Code(以下VSCode)を使う場合の設定例 (インストールしていない場合はVSCodeのインストール手順を参照)

  1. サイドバーに 拡張機能を開き、検索欄にLaTeX Workshopと入力して、一番上に出てくるものをインストールする

類似した拡張機能が複数見つかるが、とりあえずダウンロード数が一番多い James Yu 氏が管理するものを選んでおくと良い。

拡張機能のインストール

  1. 画面右下の設定マークを押して、設定を開く 設定を開く

  2. 画面右上のファイルマーク設定(JSON)を開くを押す JSON形式で設定を開く

  3. TeXの拡張機能に関する設定を記述する。

JSONSetings
{
"latex-workshop.latex.clean.fileTypes": [
    "*.aux",
    "*.bbl",
    "*.blg",
    "*.idx",
    "*.ind",
    "*.lof",
    "*.lot",
    "*.out",
    "*.toc",
    "*.acn",
    "*.acr",
    "*.alg",
    "*.glg",
    "*.glo",
    "*.gls",
    "*.ist",
    "*.fls",
    "*.log",
    "*.fdb_latexmk",
    "*.snm",
    "*.nav",
    "*.dvi",
    "*.synctex.gz"
  ],
  "latex-workshop.intellisense.package.enabled": true,
  "latex-workshop.latex.recipes": [
    {
      "name": "platex",
      "tools": [
        "platex",
        "platex",
        "dvipdfmx"
      ]
    }
  ],
  "latex-workshop.latex.tools": [
    {
      "name": "platex",
      "command": "platex",
      "args": [
        "-synctex=1",
        "-interaction=nonstopmode",
        "-file-line-error",
        "-kanji=utf8",
        "-shell-escape",
        "%DOC%"
      ]
    },
    {
      "name": "dvipdfmx",
      "command": "dvipdfmx",
      "args": [
        "%DOCFILE%.dvi"
      ]
    },
    {
      "name": "pbibtex",
      "command": "pbibtex",
      "args": [
        "-kanji=utf8",
        "%DOCFILE%"
      ]
    }
  ],
  "latex-workshop.latex.autoClean.run": "onBuilt"
}
  1. ファイル(F)から保存する 保存

3. TeXを動かしてみる

  1. サイドバーにエクスプローラーを開き、フォルダーを開くを押す フォルダーを開く

  2. 好きなところにフォルダーを作って選択する フォルダーを選択する

  3. フォルダーの信頼に関する表示が出てきた場合は、作成者はあなた自身なので左のボタンを押して信頼する フォルダーを信頼する

  4. ようこそ画面で、新しいファイル... を選択する 新しいファイル

  5. 画面上部の入力欄にファイル名を入力して、ファイルを作成する

ファイル名の末尾(拡張子)は半角で.texとする

ファイル名を入力する

  1. 作成したファイルが開く ファイルが完成した

  2. TeX文書を記述する

    \documentclass[a4paper, 11pt]{jsarticle}
    
    \begin{document}
    TeXの設定ができているか確かめるよー
    \end{document}
    
  3. ファイル(F)から保存する 保存

  4. 画面右上の三角マークBuild LaTeX projectを押す Build LaTeX project

  5. 画面左下のBuildが終わってチェックマークになるまで待つ 処理待ち

  6. 画面左側のファイル一覧にPDFが作成されていることを確認する PDFが作成された

  7. 手順9の三角マークの一つ右隣のView LaTeX PDF fileを押す View LaTex PDF file

  8. 画面の右側に白背景のPDFが表示されていれば完璧! 完成

この状態であれば、左側のTeXを編集して保存すれば自動的にPDFの内容も更新される。

なお、作成したPDFファイルは、ブラウザ、PDFリーダー等でもしっかり表示されるし、そのまま印刷することもできる。 ブラウザでの表示の様子